SOFTELメモ Developer's blog

WordPressのほどほど高速化の例

Category: WordPress Tagged: 2025/04/30

問題

WordPressをVPSからよくあるレンタルサーバーに引っ越したら遅くなりました。

どうやって高速化するとよいでしょうか。

答え

プラグイン WP Super Cache でほとんど手間なく、ほどほどの高速化が得られた。

状況

VPSのような自由にできる環境で、サーバー側のキャッシュを使っていたときは、1ページ0.1秒でレスポンスできていた。

サーバー側のキャッシュがない環境で、毎度ページを生成する構成になると1秒ほどかかるようになった。

Webサーバーのキャッシュを使うのは、ほぼ静的なHTMLを返しているようなものなので、速度としては最速に近いと考えると、ある程度これに近づけば合格でしょう。

手順

管理画面 > プラグイン > プラグインを追加 → WP Super Cache を検索 → 今すぐインストール → 有効化

設定 > WP Super Cache → 簡単 → キャッシング → キャッシング利用 を選択して「ステータスを更新」

以上。

とてもお手軽。

結果

WP Super Cache を有効化すると、個別のページは0.1秒台になった。

一覧系のページなどは、キャッシュ対象にはなっていそうなのだけど、何か処理をしているのか、単一のページよりは遅い。でも1秒以内でレスポンスはしている。

ほとんど手間をかけずにこのくらい高速化するなら十分に思う。

おまけ

サイトヘルス画面にも出てくる「永続オブジェクトキャッシュを使用してください(ACPu)」にはとても心惹かれるが、現状では、使いこなすには若干ハードルが高そう。

爆速にはなるらしいものの、もっと楽に使えるようになるまで様子見する。

おまけ 2

WordPressのSQLite対応もゆっくりとだが進んでいるようで、これもある程度高速化軽量化が期待できそう。

これも本体に標準で取り込まれるまで様子見する。

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